木質ペレット燃料で循環型社会の構築を

キコリ講座あおもり版2018年を開催しました

キコリ講座あおもり版2018年を開催しました。

 

今回は女性受講生が多く、全受講生の4割が女性でした。

当講座は、受付はもちろん、講師およびサポートスタッフにベテラン女性がいるので、女性受講生が安心して受講できます。

 

前半の2日間は、小田桐久一郎先生と坪栄子先生にお越し頂き、チェーンソー操作の基本と目立てのやり方を学びました。

 

1日目の午前中は、小田桐久一郎先生オリジナルのテキストを中心に、チェーンソー操作と伐倒のポイントについて座学講習です。

 

午後から場所を移して、実際にチェーンソーに触れてもらいます。午前中、間違って操作すると、どれだけ危ないかを聞いているので、受講生のみなさん、眼差しが真剣です。

 

2日目から、実習林にて伐倒実習を行います。

この日は、とても天気がよく、爽やかな空気の中で実習できました。

 

はじめに小田桐先生・坪先生の模範伐倒を見学し、気をつけるポイントやコツなどを、実際にチェーンソーを使いながら学んでいきます。

 

最低でもひとり1本、伐倒するところが、この講座の実践的なところです。

 

また、過去の受講生が手伝いに来てくれるのも、この講座の特徴です。一緒に森の中を歩き回っていると、連帯感が出てくるから不思議です。

 

2日目の講習が終わったところで記念写真。

みなさん、いい顔してます。

 

 

 

翌々週の土日が後半の講座です。

この地域特有のヤマセという寒い天気でしたが、杉林の中に入ると、あまり気にならない感じです。

 

森づくりをイメージしながら、どの木を伐倒するか受講生に選んでもらいます。

 

伐倒した木は、枝払いと玉切りをするのですが、それも受講生に体験してもらいます。

 

時間の合間に、こういう技も披露してくれるスタッフもいます。

これは、斜め切り、突っ切り、縦挽き、そしてチェーンソーの目立てがちゃんとできていないと作れないモノです。

 

木登り体験もあります。

 

夜は、気の合った受講生が集まって、近くの小川原湖畔でBBQ。木について、森について、それぞれ自分の想いを語り合います。

 

集材と搬出をして、はじめてキコリの仕事なので、集材の実習も手を抜きません。

 

いろいろな集材方法がありますが、最後は必ず人力搬出をします。

みんなの息が合わないとできないので、4日間のコミュニケーションが、どれだけ取れているかが試される瞬間です。

丸太を持っている人たちの笑顔を見ると、一目瞭然ですね。

 

 

地元新聞にも取り上げて頂きました。

 

引き続き来年も開催しますので、興味を持った方は、ここをクリックして、ご予約ください。

今のところ、6月の第1土日と第3土日の合計4日間開催予定です。